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通貨ペア
メキシコ・ペソ/円(MXN/JPY)
■証拠金率
3%
■開始日時
2006年12月11日(月)
■取引コスト
オンライン片道1銭(10万ペソの場合1000円)
電話片道3銭(10万ペソの場合3000円)
■取引単位
10万ペソ
■ スワップ
買い+140円 売り−190円 (10万単位)
※2006/12/01現在
■面積
196万km2(日本の5.2倍)
■人口
1億326万人(2005年10月国勢調査)
■首都
メキシコシティ 人口1,923万人( 〃 )
■日本との時差
−14時間 (夏時間−13時間)
■人種
ヨーロッパ系(スペイン系等)
ヨーロッパ系と先住民との混血など
■言語
スペイン語
■宗教
ローマ・カトリック(約9割)
■統領
ビセンテ・フォックス・ケサーダ大統領
■独立
1821年 スペインより独立
■主要産業
[鉱業]石油、銀、オパール
[工業]自動車、家電製品
■総貿易額
[輸出] 2137億1120万ドル(2005年)
[輸入] 2212億6980万ドル(2005年)
■貿易国
米国、カナダが約8割
■対日本との貿易
[輸出] 14億7,145万ドル(2005年)
原油、豚肉、銀等
[輸入]130億2,262万ドル(2005年)
電気機械、鉄鋼、自動車、テレビ・ラジオ部品等
■金利
7.0%(2006年10月31日現在・翌日物金利)
■失業率
3.6%(2005年)
■通貨
ペソ(MXN)
1ペソ=約11円(2006年10月31日現在)
■格付
Baa1(Moody's)/BBB(S&P)
メキシコ経済の概要
メキシコ合衆国は、カリブ海沿岸地域を中心にして油田が多く、第二次世界大戦頃より石油が大きな外貨獲得源になっている他、銀やオパールの産地としても古くから世界的に有名です。他にも水産業や観光業、製塩やビールなどが大きな外貨獲得源になっています。また、20世紀前半より工業化が進んでおり、自動車や製鉄、家電製品の生産などが盛んです。GDPでは現在世界第14位と、中南米諸国においてはブラジルに次ぐ経済規模を持ち、アメリカ、カナダが全貿易の8割を占めています。特に1994年1月1日に北米自由貿易協定 (NAFTA) が発効した後は、その安価な労働力を生かしてアメリカやカナダ向けの自動車や家電製品の生産が増加しています。しかし、輸出の9割がアメリカ向けである点など、経済の対米依存度が以前にもまして増えたため、NAFTA加盟国以外との経済連携を進めており、2004年9月17日には日本との間で、関税・非関税障壁の除去・低減や最恵国待遇の付与を含む包括的経済連携「日本・メキシコ経済連携協定」について正式に合意しました。
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基礎的経済指標(2005年)
実質GDP成長率
3.0%
名目GDP総額
7,684億3,690万ドル
一人あたりのGDP(名目)
7,297.6ドル
消費者物価上昇率
3.33%
鉱工業生産指数伸び率(前年比)
1.6%
鉱工業生産指数(1993年=100)
139.92
製造業生産指数伸び率(前年比)
1.2%
製造業生産指数(1993年=100)
143.33
失業率
3.58%
経常収支
-57億830万ドル
貿易収支
-75億5,850万ドル
外貨準備高
740億5,410万ドル
対外債務残高
1,654億ドル
ちょっと一言
2006年7月に行われた大統領選挙で、インフレ率安定化・財政赤字削減・投資誘致など現政権の改革路線継続を強調し、市場重視型と言われる前エネルギー大臣のフェリペ・カルデロン氏が、社会保障の充実を強調する前メキシコ市長のロペス・オブラドール氏に勝利しました。12月1日に大統領に就任する予定です。このことは新興国として注目されてきたメキシコ経済の発展路線が継続される見通しとなったため市場から歓迎されました。結果発表後メキシコの金融市場は、通貨・株式・債券が大幅上昇のトリプル高となり、特にメキシコ・ペソは一時対米ドルで2%急騰し、約6年ぶりの大幅な通貨高となりました。
通貨危機をのりこえて
メキシコは94年12月に通貨危機に陥りました。それまで中央銀行は、ペソを対米ドルで一定の範囲内に収める管理相場制度を採用していましたが、貿易赤字と経常赤字が膨らみ、海外からのペソ売りが集中したため、対ドルで高めに設定していたペソを買い支えることが困難になったのです。政府・中央銀行は通貨危機発生後、変動相場制への移行を余儀なくされました。95年には通貨危機ショックの影響で実質GDPが前年比▲6.2%と深刻な不況に陥りましたが、その後は通貨安によって輸出競争力が回復したため、輸出主導で高度経済成長を実現しました。2001年から2003年にかけては貿易面で関わりの深い米国経済が不振となったことから低成長が続いたが、2004年以降は@米国経済の回復を受けて対米輸出が好調であることA原油の国際価格上昇に伴い原油の輸出が好調であることB雇用・所得環境の改善を背景に個人消費が増加傾向にあることなどから景気は堅調に推移している。
最近のメキシコ経済
2005年の実質GDP成長率は+3.0%と2004年に比べて若干減速しましたが、2005年8月以降、中央銀行は利下げによる金融緩和策を採用しており、利下げ効果の浸透に伴い景気は再度上向きつつある。メキシコ政府は、利下げの効果や自由貿易路線の拡大などによって2006年の成長率が+3.5〜+3.7%まで加速するとみている。株式市場においても、メキシコ経済の好調を反映して、代表的な株価指数(IPC)が急騰している。
メキシコ・ペソの特徴と魅力
メキシコ合衆国の通貨は、「メキシコ・ペソ(MXN)」で、2006年10月31日現在の対円相場は、1ペソ=約11円です。メキシコは米国に近いという地理的な関係があり、米国との経済的なつながりが、メキシコ経済に大きな影響を与えています。また為替相場においても、メキシコ・ペソは米国との経済の強いパイプと金融政策の連動性から、米ドルと強くリンクしています。
メキシコは産油国です。現在では世界で第5位の石油輸出国であり、資源価格との関連性がある程度見られるのもその特徴として挙げられます。例えば2005年、米ドルの全面高の状況でありましたが、メキシコ・ペソは米ドルに対して強含みで推移しました。この背景には原油価格の高騰がありました。
投資対象としてのメキシコ・ペソの魅力としては、他の通貨と比べて、相対的に対円での価格水準が低いことが挙げられます。それゆえ、1ポジションあたりの証拠金を低水準に抑えられるというメリットがあります。また「MXN/JPY」は、ここ数年他主要通貨に比べると安定的に推移してきました。過去5年の1日の平均値幅は約16銭の変動幅となっています(※下記「変動値幅表」参照) 。
投資手法にもよりますが、変動幅が低水準で推移しているため、積極的に売買するキャピタルゲインより中長期のお取引でのインカムゲインを重視する投資として魅力的な商品です。
MXN/JPY 変動値幅表 2001/11/15-2006/11/15
高値
安値
1日
1週間
1ヶ月
平均値幅
最大値幅
平均値幅
最大値幅
平均値幅
最大値幅
過去 5年
14.97
8.73
0.16
2.57
0.37
2.68
0.79
2.79
3年
11.64
8.83
0.12
1.46
0.30
1.49
0.65
1.73
1年
11.64
9.81
0.11
0.44
0.27
0.67
0.57
0.91
6ヶ月
11.08
9.81
0.11
0.39
0.24
0.50
0.52
0.82
1ヶ月
11.08
10.74
0.09
0.20
0.18
0.22
0.43
0.43
日付
安値
高値
値幅
2006/11/1
10.83
10.91
0.09
2006/11/2
10.77
10.86
0.09
2006/11/3
10.77
10.97
0.20
2006/11/6
10.89
10.95
0.06
2006/11/7
10.83
10.94
0.11
2006/11/8
10.82
10.87
0.05
2006/11/9
10.79
10.95
0.16
2006/11/10
10.74
10.80
0.06
2006/11/13
10.74
10.87
0.13
2006/11/14
10.80
10.87
0.07
2006/11/15
10.83
10.86
0.03
平均
安値10.74
高値10.97
0.10
仮定
MXN/JPY
11円
証拠金率
3%
取引例
建玉必要証拠金
3.3万円
ロスカット到達値幅
16.5ポイント
過去1ヶ月の平均値幅
9ポイント
過去1ヶ月の平均値幅
11ポイント
高金利通貨どうしでリスクヘッジする?
高金利通貨として弊社でも取扱っている「南ア・ランド/円(ZAR/JPY)」。スワップによるインカムゲインを目的に、中長期で保有されるお客様に高い人気を誇っています。そうした取引において最大のリスクはポジションがロスカットになってしまうことではないでしょうか。
金相場との相関性が高いランドは一般的に米ドルとは負の相関性を持つことが知られています。メキシコ・ペソは米ドルと高い相関性を持っているため、2002年頃からの長期スパンで見る限り、対円の取引でZAR/JPYとMXN/JPYはて負の相関性を持っていると言えます。この2通貨ペアに分散投資することによって、(ペソは米ドルよりも変動幅が狭いため)ポジション全体の変動幅を狭くでき、下落リスクを低下させることが可能と考えられます。お客様にとって強制決済となる可能性が小さくなるだけでなく、さらに高金利通貨どうしで運用できるため高いスワップを受け取れるメリットがあり、スワップによるインカムゲイン目的の長期投資スタンスをとるお客様の資産運用にお役立て頂けるものと考えます。
【コラム】原油枯渇の可能性
原油の埋蔵量が年々減少しています。石油の国有化と外資参入を禁止する外資に関する規制5条がネックとなり、最新技術の導入が遅れているのが原因です。
英BPの統計によると、メキシコの原油確認埋蔵量は1985年の556億バレルから2005年には130億バレルと20年間で75%減少しています。この間、生産量は29%増えて日量375万バレルとなったが、生産量は2009年以降減少の見込みです。石油部門を独占する国営公社(PEMEX)が構造的な赤字にあり、投資余力がないのも問題である。豊富な海底油田が眠るといわれるメキシコ湾の深海探査が急務とされ、米石油アナリストは「新規投資が滞ったままだと10年程度で埋蔵量はつきる」と見ている。新政権には国営石油会社と民間企業の提携等による新油田の今後の探鉱・開発が望まれている。
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