
ECB=European Central Bankの略。
1999年1月1日、欧州統一通貨ユーロの導入とともに、通貨管理組織となる欧州中央銀行(ECB)が発足した。
通貨統合参加国の金融政策を一元的に行っているのが、このECBだ。ユーロ圏各国の中央銀行は、独自の金融政策を放棄し、ECB内によって定められた金融政策方針に従って、各国内で金融政策を実施することを任務としている。
金融政策の実施にあたっては、ECB内に設置された政策理事会の策定した指針のもとに、役員会が具体的な支持を作成して、各国の中央銀行に送るという流れで行われる。
ECBの金融政策の第一義的な目的は、「物価の安定」と定められている。物価の安定が経済成長や雇用の増大に質すると考えられているからだ。また、ECBは物価の安定を「ユーロ圏の消費者物価指数(HICP=HarmonisedIndex of Consumer Prices)前年比で見たインフレ率が2%を下回り、これが中期的にみて維持される状態」と定義している。
ECBの基本的任務は以下の通り。
1、金融政策の決定と実施
2、参加国の公的外貨準備の保有と運用
3、外国為替操作の実施
(※手続きの煩雑さや費用負担の問題から、過去ほとんど行われなかった。ほぼ口先介入である。)