
アメリカでは、昼間の長い春から秋までの約半年間、仕事後の余暇の促進や照明用エネルギーの節約などを目的として、サマータイムが実施される。開始日には、時計の針が1時間進められる。
2007年から、サマータイムの開始日は毎年3月の第2日曜日、終了日は11月の第1日曜日と決められた。包括エネルギー法案の可決により、サマータイムの期間が約1ヶ月延びることになった。
“サマータイム”という言い方が浸透しているが、アメリカでは“サマータイム”ではなく、“太陽光を有効活用する時間制度”という意味から“デイライトセービングタイム(Daylight Saving Time: DST)”という呼び方が一般的だ。国によって異なるが、アメリカの場合は夜中の2時にサマータイムに切り替わる。
サマータイム制度は実質的な日照時間の増加をもたらし、ライフスタイルの改善や余暇の充実、省エネ・環境保護の推進、観光の振興などの面で、貢献していると言える。
実は日本でも昭和20年代にこの制度が実施されたが、不評のためわずか数年で廃止されている。