
1960年に欧米の国際石油資本(メジャーズ)の原油価格引き下げ要求に対抗する為に、結成された機関。原加盟国はイラン・イラク・クウェート・サウジアラビア・ベネズエラの 5カ国で、その後アラブ首長国連邦やインドネシア・アルジェリア・リビア等が加盟し、現在加盟国は11カ国。事務局はウィーンに設置されている。
OPECの目的は、加盟国の石油政策の調整と一元化、そしてそれぞれの国の利益を守ることとされている。また、世界石油市場での石油価格安定化を図る為に最良の手段を講じることも、重要な目的の一つだ。ただ、最近では環境問題に対する取組みも重要視されている。
最盛期は 原油生産の70%を占めていたと言われるOPECだが、1973年の石油危機以降、イギリスやノルウェー、メキシコなどの石油開発が活発化し、それら非OPEC諸国の産油量が増加した結果、以前ほどの権威は無くなりつつある。とは言え、原油価格が未曾有の高騰を続ける昨今、OPEC総会で話し合われる内容を無視することはできないだろう。