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1日1つ勉強しよう

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今日のテーマは“ポンド”です


英国の通貨。ポンドには様々な呼び方、表記の仕方がある。中でも“sterling=純銀製の”という単語を用いた「スターリング・ポンド」という呼び方が一般的。ロンドンに電話をする際は「ポンド」と言うより「スターリング・ポンド」と言ったほうが通じるかもしれない。

「スターリング・ポンド」という呼ばれ方とポンドの歴史には、深い関係がある。紙幣が誕生する前のイギリスでは、銀本位制を採用していた。古代ローマに倣い760年頃、1ポンド(重さの単位)の銀から240個のペニー銀貨を作ったのが銀本位制の始まりだが、この銀本位制の名残が「スターリング・ポンド」という呼ばれ方に垣間見られる。

また、ポンドには「ケーブル」というニックネームも存在する。大西洋を横断する海底電話回線(ケーブル)がつながった時に、そのようなニックネームがついたとの謂れがある。

一方、表記の仕方だが、「ブリティッシュ・ポンド(British Pound)」から【GBP】、「スターリング・ポンド(Sterling Pound)」から【STG】と表記されるほか、【£】と書かれることもある。これは、1816年に銀本位制から離脱した後も、国民の間では「ポンド(表示記号Lb)=お金」のイメージが定着していたためだ。重さを表すポンドのLを記号化して、£と表記するようになった。

未だユーロに参加していないポンドだが、ユーロ参加反対派の中には、歴史ある自国通貨を守りたいという国民も少なくないようだ。


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