
株式市場におけるインサイダー取引とは、会社の内部者情報に接する立場にある者(上場会社の役員・社員・パートタイマーや議決権の 3%を保有する株主、また、顧問弁護士や公認会計士のようにその会社に携わる者など)が、その特別な立場を利用して会社の株価に影響を与えるような<重要事実>を事前に知りながら、情報が公表(注1)される前にその会社の株を売買することを言う。
(注1)公表とは、会社の代表取締役等が<重要事実>をいわゆる一般紙など、法令に定められている 2つ以上の報道機関に公開し且つ12時間経過する事を言う。
このような取引は、一般投資家の間で不公平が生じ、証券市場の公正性・健全性が損なわれる恐れがあることから、証券取引法において厳しく規制されている。しかし曖昧な点も多く、また米国に比べると罰則が緩いのが現状だ。