
11月21日 金曜日 東京市場 予想レンジ 93.50- 95.00円
昨日の欧米タイムは乱高下となったが、NYタイムの終盤にかけては円が再び全面高の様相をたどっている。ドル/円は一時93円台まで到達し直近安値94.44円を更新したほか、ポンド/円などの一部クロスは年初来安値を更新してNY市場を大引けた。
前日に続き発表された米経済指標が予想以上の落ち込みを見せたうえ、NYダウなど欧米の株価が続落したことが嫌気されていた。また米自動車大手3社に対する救済策の難航なども間接的に円買いの支援要因に。
昨日の夕方にレポートしたストラテジーは、再びドル/円の戻り売り。その後の欧米タイムにエントリーレベルだけでなく、同時に利益確定レベルにも到達したため、100ポイント幅の利益を挙げることが出来た。現在は再びノーポジションに。
一昨日のNYクローズ段階では、まだ辛うじて保っていた「三角保ち合い」を昨日しっかりと下放れてきた。リスクはドル安・円高方向に考えざるを得ない。また、ドル/円は10月24日安値90.86円を起点とした上げ幅の61.8%押しを昨日割り込んできており、次のターゲットは76.4%押しにあたる93.15円か。仮に、そのレベルをも下回るようだと100%押しの90.86円が視界内へと捉えられることになりそうだ。
しかし、それにしても発表される米経済指標は悪く、とくに雇用関係のデータの悪化は目を覆いたくなるほどだ。日本の経済状態もそれほど良くないことは改めて指摘するまでもないが、米国との対比や消去法的な理由で引き続き円が嗜好される可能性を否定できないと思っている。そうしたなか、本日東京タイムには昼過ぎに日銀決定会合の結果が発表されるほか、その後白川総裁の会見が実施される予定となっている。併せて注意を要したい。
また、引き続き欧米の株価指数が弱含みとなっていることもあるだけに、東京タイムにおける日経平均やアジアの主要株式動向にも要注意。
以上のような状況を踏まえたストラテジーは、引き続きドル/円の戻り売りとしてみたい。エントリーレベルは94.90-00円、利益確定レベルは93.80-90円。それに対するロスカットレベルは95.50-60円。