斎藤 登美夫

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11月20日 17:51 三角保ち合い割り込む、リスクは下向きか

11月20日 木曜日 欧米市場 予想レンジ  94.50- 96.20円

本日の東京タイムは、ドル高と同時に円高の展開。円は対ユーロやポンド、豪ドルなどクロスで強含みとなったほか、同じ強者である対ドルでも小幅に上昇するなど全面高の様相を示している。日経平均株価が前日比で500円を越す下げ幅を記録したことなども材料視されていたようだ。なお、早朝に発表された日本の貿易収支は予想外の赤字となったものの、影響は限定的なものに留まった。

本日の早朝にレポートしたストラテジーは、一転してドル/円の押し目買い。短期勝負との判断で逆バリだったが、案の定(?)東京タイムにエントリーレベルだけでなく同時にロスカットへも到達し、40ポイント幅の損失を被る格好となった。逆バリは厳禁だと失敗のたびに思うのだが、なかなか治らない。反省・・・。ともかく現在は再びノーポジションに。

ドル/円やユーロ/円のチャートを見た場合、前日のNYクロースではまだ辛うじて保っていた「三角保ち合い」を本日の東京タイムに下放れてきた感は否めない。ザラ場ベースで割り込んだだけなので断定するには早計だが、円の上昇余地が幾分拡大した可能性を否定できないだろう。ちなみに、ドル/円のサポートは前回安値の94.44円。
ザラ場ベースの動きももちろんだが、NYクローズベースで三角保ち合いを割り込めるかどうかにも注意を要したい。

材料的には、ここのところ発表される米経済指標は内容の悪いものが目立ってきた。本日も11月のフィラデルフィア連銀景況指数などが発表されるだけに、その内容には是非とも注意を要したい。日本の経済が良くないことは改めて指摘するまでもないが、米国との対比や消去法的な理由で円が嗜好される可能性も否定できない。
また、昨日のNYダウをはじめ英FTや独DAXなど主要な株式市場が軒並み大きな下落をたどったことに続き、本日の東京タイムに日経平均株価も急落している。さながら「ミニ世界同時株安」の様相を呈しているだけに、本日の欧米の株価動向にも引き続き要注意。

以上のような状況を踏まえたストラテジーは、再びドル/円の戻り売りとしてみたい。エントリーレベルは96.00-10円、利益確定レベルは95.00-10円。それに対するロスカットレベルは96.60-70円。



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