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斎藤 登美夫

アナリスト斎藤 登美夫 氏のマーケットウォッチをアーカイブしています。

10月10日 17:53 下げ止まらぬ株価注視、ただ影響は限定的?!

10月10日 金曜日 欧米市場 予想レンジ  98.00-100.80円

本日の東京タイムはドルの安値圏で揉み合い。ドル/円は早い時間帯に一時97円台まで下落し、先日示現した安値を一時割り込む局面も観測されたが、全般的にはレンジ内。株式市場の値動きなどが強烈すぎて、為替はほとんど手が出なかったのかも知れない。
日経平均は約7年ぶりとなるサーキットブレーカーが発動、また下げ幅も一時1000円を超える暴落となり、大引けベースでも881円安を記録している。しかし、本日は「株安=円高」の構図に繋がらなかった。

本日の早朝にレポートしたストラテジーは、再びドル/円の戻り売り。しかし、その後の東京タイムは残念ながらエントリーレベルに届かず。現在も引き続きノーポジション。

テクニカルには昨日ドルの上値の重さを再確認したと言えるかも知れず、リスクは引き続き下方向にバイアス。本日東京で先日示現した直近安値を割り込んでおり、95.77円という年初来安値が名実ともに視界内へと捉えられた感は否めない。その手前である97円半ばが一応のターゲットに。
なお、本日は週末のため週足の動向も気になるところ。一目均衡表で見た場合には本日のNYが101円以下で大引けるようだと、遅行スパンが週足を下回る格好となりドル安のセンチメントが鮮明化することになる。

為替に限らず株式や商品など金融市場は全般的に依然として大荒れの状況が続いている。米国を中心として対応に躍起だが、際立った効果が挙がっていないというのが実情だ。非常事態のなかにあると言えるだろう。
そうしたなか、注目されるのはやはりNYダウを中心とした株価動向。日経平均株価が一時1000円を越す「暴落」をたどったことからすると、このあとの欧米株式市場が大きく下落する展開も否定できない。実際に英FT株やドイツDAX指数は10%を越す暴落スタートとなっている。為替市場への波及的影響が気になるところだ。

また、本日というよりは来週初めの材料になりそうだが、それでもG7財務相・中央銀行総裁会議を注視する市場関係者は少なくない。ユーロ安が議論されるなどといった噂も聞かれるだけに一応要注意。
ちなみに、来週はじめは東京市場が「体育の日」で休場となる。薄商いが予想されるだけに、ポジションを来週へ持ち越す方はリスク管理などを十分にしていただきたい。

以上のような状況を踏まえたストラテジーは、ドル/円の戻り売りを継続させたい。エントリーレベルは100.70-80円、利益確定レベルは98.50-60円。それに対するロスカットレベルは101.50-60円。



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