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斎藤 登美夫

アナリスト斎藤 登美夫 氏のマーケットウォッチをアーカイブしています。

10月08日 17:48 マーケットの機能不全、なにが起こっても不思議なし

10月08日 水曜日 欧米市場 予想レンジ  99.50-102.20円

本日の東京タイムは、またもや大荒れ。午前中は全体を通してやや静かな値動きに留まったものの、午後に入ると一時円買いが優勢となり、ドル/円は100円を割り込む局面も観測されている。
日経平均株価が前日比900円以上下げて大引けるなど世界同時株安の様相で、さながらメルトダウン。そうしたなか、英政府が銀行に一斉資本注入することなどを柱とした金融支援策を発表している。

本日の早朝にレポートしたストラテジーは、引き続きドル/円の戻り売り。しかし、その後の欧米タイムには残念ながらエントリーレベルに届かず。依然としてノーポジションが続く。

テクニカルに見た場合、一昨日に記録した100.20円が短期的なドルの下値であった公算が高いとみていたが、本日そのレベルをアッサリと下回ってきた。個人的にはかなり意外で正直なところ驚きを隠せない。
100円割れ示現後の展開をみると、2ケタ台まで達したことで一応の達成感なども感じているように感じるものの、依然として下方向へのリスクは高く予断許さず。サポートは東京タイムに示現した99.60円レベルだが、割り込むようだと年初来安値の95.77円も視界内へと捉えられることになりそうだ。

一方、このあとの欧米タイム、米国に関する住宅関連の経済指標など注目される材料は少なくないものの、それよりむしろ世界各国の株価にまずは注意を要したい。日経平均が前日比900円以上下落したほか、ほかのアジア株や欧州株、NYダウの先物なども弱含みとなっており世界同時株安の様相にある。ただし、正直なところ、なにがキッカケで下げ止まるのか予想がつかない。

なお、状況が状況だけに緊急G7開催あるいは緊急協調利下げ、協調市場介入−−など、各国政府や通貨当局が如何なる手段を講じても不思議はないと思う。取引に参加される方は是非ともリスク管理だけはしっかりと実施しておいていただきたい。

以上のような状況を踏まえたストラテジーは、取り敢えず暫定的にドル/円の戻り売りとしておきたい。エントリーレベルは102.10-20円、利益確定レベルは100.00-10円。それに対するロスカットレベルは103.30-40円。



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