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斎藤 登美夫

アナリスト斎藤 登美夫 氏のマーケットウォッチをアーカイブしています。

07月30日 17:52 ADP全米雇用報告注視、ドルは底堅い展開か

07月30日 水曜日 欧米市場 予想レンジ 107.40-108.20円

本日の東京タイム、主要通貨ペアはいずれもレンジ内での揉み合い。ドル/円相場は108円を挟んだわずか40ポイントほどのボックス相場に終始している。
しかし、そうしたなか豪ドルやNZドルなどオセアニア通貨が総じて冴えず。前者については発表された豪経済指標が悪化したことに加え、英テレグラフ紙のウェブ版が「豪州は米国よりも深刻な危機に直面している」と報じた事が嫌気されていた。一方、後者についてはボラードNZ中央銀行総裁による「景気減速とインフレ低下により、金融緩和余地が大きくなっている」との発言が売りを誘っていた。

本日の早朝にレポートしたストラテジーは、ドル/円の押し目買い。しかし、その後の東京タイムは残念ながら想定レベルに届かず。現在も引き続きノーポジション。

テクニカルには、重いと思われた107円台後半を昨日の欧米タイムに再び突破、108円台へと到達してきたことでドルの基調の強さを感じさせる。素直に捉えればリスクは上方向へとバイアスかかり、そのターゲットは6月に示現した直近のドル高値108円半ばか。
しかし、それでもイケイケドンドン的にドルが上昇していくような相場ではないようだ。また、ここのところダマシといってよい展開の多いことも若干気掛かり。昨日もドルが下げ止まった107.30円レベルを仮に割り込むようだと、逆にドルの下値リスク再燃も。

材料的には、このあとの欧米タイムに発表されるADP全米雇用報告が注目される。同指標は週末に発表される米雇用統計と連関性が強いとも言われるものだけに、その内容次第では週末の米雇用統計を先取りしたような思惑の広がる可能性もある。
また、再三指摘していることだがNYダウと原油価格の動きには引き続き注意が必要だろう。前者に絡めていえば、米金融機関の決算発表はピークを過ぎたが、それ以外の企業決算は依然として続いている。それらの内容にも一応要注意。

以上のような状況を踏まえたストラテジーは、再びドル/円の押し目買いとしたい。エントリーレベルは107.40-50円、利益確定レベルは108.10-20円。それに対するロスカットレベルは107.00-10円。



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