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斎藤 登美夫

アナリスト斎藤 登美夫 氏のマーケットウォッチをアーカイブしています。

07月29日 08:30 株価動向など注視しつつ、基本は揉み合いか

07月29日 火曜日 東京市場 予想レンジ 107.20-107.90円

昨日の欧米タイムは比較的小動き。ドル/円をはじめ、主要な通貨ペアは総じて平穏な値動きに終始した。
材料的には原油価格の反発、NY株安、IMFから「米住宅市場の底が見えない」とした報告など−−ドル売り材料は少なくなかったものの、ドルは対円だけでなく対ユーロなどでも底堅く推移している。

昨日の夕方にレポートしたストラテジーは、引き続きドル/円の押し目買い。その後の欧米タイムは小動きながらエントリーレベルに到達したため、現在はドルロング・ポジションを保有中。

昨日はテクニカル面だけでなく、需給的な要因からも注目された108円レベルを一時超えたもののドル高が走らず。足形は陰線引けとなった。ドルの上値は引き続き重く、108円前半をしっかり超えていくにはまだ多少の時間が必要かも知れない。
それに対して、ドルのサポートとして意識されるレベルはまず107.30円レベル、そして107円レベルなどを割り込むようだと再びドルの下値不安が浮上しかねないだろう。可能性は低いと見たいが、仮にこのまま続落し後者レベルを割り込むようだとドルの下値不安が台頭する可能性がある。

このあとの東京タイムも基本的には揉み合いが予想されるものの、材料的には完全失業率など早朝発表される日本の経済指標に一応要注意。市場予想は前回同様の数字が見込まれているが、原油高の影響などもあり企業の景況感が急速に悪化している状況だけに数字の悪化を懸念する声も一部で聞かれている。
また、それとは別に、昨日の米株安を受けた日経平均株価の動向如何によっては「株安=円高」という構図が進展しかねないだろう。

以上のような状況を踏まえたストラテジーは、まず保有しているドルロング・ポジションの利益確定。そのレベルは若干下方修正した107.70-80円としたい。一方のロスカットレベルは107.10-20円で、こちらは据え置き。



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