
アナリスト斎藤 登美夫 氏のマーケットウォッチをアーカイブしています。
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07月23日 水曜日 欧米市場 予想レンジ 107.20- 108.20円
本日の東京タイムは、夕方に掛けて円独歩安。ドル/円が107円台前半から107円台後半へとドル高・円安が進行しロンドン市場を迎えたほか、ユーロ/円やポンド/円、カナダ/円なども円の一段安となった。
軟調なNY原油に加え、先物で取引されているNY株価や取引が開始した欧米の株価が強含みに推移したことで、信用リスクの後退による円売りが進んでいる。
本日の早朝にレポートしたストラテジーは、ドル/円の押し目買い。しかし、その後の東京タイムは残念ながらエントリーレベルに届かず。現在も引き続きノーポジション。
テクニカルには、昨日までドルの抵抗として寄与してきた移動平均の200日線を越えてきた。また、それに続き本日東京タイムには、今月のドル高値である107.75円レベルを超えてもきている。ドルの上値展望がさらに広がった感を否めない。ドルの次のターゲットは心理的な意味も含めた108円レベル、そのレベルも抜けるようだと6月高値の108円半ばが視界内へと捉えられることになりそうだ。
なお、ドル/円以外でもユーロ/円の170円や、ポンド/円の215円レベルなど、円絡みの通貨ペアは重要なポイントに差し掛かっているものが少なくない。
一方、材料的には本日の欧米タイムも注目要因が少なくない。注目材料のひとつだった米金融機関の決算発表は昨日までに一巡したものの、それ以外の米企業決算はまだこのあとも続くことになる。それらには引き続き要注意。
またNY原油の本格調整が指摘されるなか、テキサス州南部に接近し警報が発令されたハリケーン「ドリー」の動向、そして発表されるEIA週間石油在庫統計の数字にはとくに注意を要したい。
以上のような状況を踏まえたストラテジーは、いま一度ドル/円の押し目買いとしてみたい。エントリーレベルは107.20-30円、利益確定レベルは107.90-00円。それに対するロスカットレベルは106.70-80円。