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斎藤 登美夫

アナリスト斎藤 登美夫 氏のマーケットウォッチをアーカイブしています。

07月16日 18:24 注目材料少なくない、一目の雲の下限試す展開も

07月16日 水曜日 欧米市場 予想レンジ  103.70- 104.80円

本日の東京タイムは、再び円全面高の様相。ドル/円は早朝を高値に緩やかなドルの右肩下がりとなり、夕方に掛けては104円を割り込む局面も観測されている。
米証券取引委員会による大手金融機関への空売り緊急規制を受けて一時ドルが買われる局面見られたが続かず。その後は信用リスクの懸念が根強いなか、ドイツ債の償還観測などもあり、ジワリと円買いが広がった。

本日の早朝にレポートしたストラテジーは、引き続きドル/円戻り売り。しかし、その後の東京タイムは残念ながらエントリーレベルに届かず。現在も引き続きノーポジション。

テクニカルには、6月30日のドル安値105円レベルや一目均衡表の先行帯の雲の上限が位置した104.80円レベルなど、目先のサポートと見られる水準を次々に割り込んできた。短期的にはいささかヤリ過ぎ、下げ足の早いところが気になるものの、リスクがドル安方向に高いことは間違いないだろう。
ドルの次の下値メドは、移動平均の90日線が位置する104.05-10円などだが、東京タイムの終盤にわずかに割り込んできた。その攻防に引き続き要注意。なお、キッチリ抜けると、一目の雲の下限などが位置する103.70円レベルがターゲットとなりそうだ。

一方、材料的にはドル安を示唆する要因が少なくなく、またこのあとの欧米タイムにかけて注目材料が少なくない。一例を挙げると、6月の米消費者物価指数や7月のNAHB住宅市場指数などが発表されるほか、米系金融機関のウェルズファーゴが四半期決算を発表する予定となっている。また、前日に続き今度は下院金融サービス委員会でバーナンキFRB議長が半期の議会証言を実施する予定もあるなど、材料山積みのなか欧米タイムは引き続き波乱含みか。
そのほかでは、再三指摘していることだが、本日も引き続き原油価格ならびに米株の動きには注意を要したい。

以上のような状況を踏まえたストラテジーは、引き続きドル/円の戻り売り。エントリーレベルは104.70-80円、利益確定レベルは103.80-90円。それに対するロスカットレベルは105.30-40円。



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