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斎藤 登美夫

アナリスト斎藤 登美夫 氏のマーケットウォッチをアーカイブしています。

07月16日 08:35 ドル下値余地拡大も、気掛かりな原油価格

07月16日 水曜日 東京市場 予想レンジ  104.40- 105.30円

昨日の欧米タイムは、結果として円全面高。ドル/円は東京夕方の105円台から104円台へと1円を越す下げを記録している。
発表された7月の独ならびにユーロ圏のZEW景況感指数がそれぞれ大きく悪化したうえ、バーナンキFRB議長が「成長見通しに顕著な下方リスクがある」などと発言。金融機関への信用リスクと相まって、円が嗜好される結果となった。

昨日の夕方にレポートしたストラテジーは、引き続きドル/円戻り売り。しかし、その後の欧米タイムも右肩下がりに近い展開でエントリーレベルには届かず。現在も引き続きノーポジション。

テクニカルには、移動平均の55日線が位置する105.65-70円レベルを割り込んできただけでなく、6月30日のドル安値105円レベル、そして一目均衡表の先行帯の雲の上限が位置する104.80円レベルなどサポートと見られるレベルを次々に割り込んできた。短期的にはいささかヤリ過ぎ、下げ足の早いところが気になるものの、リスクがドル安方向に高いことは間違いなさそうだ。
そんなドルの次の下値メドは移動平均の90日線が位置する104.05-10円など。

材料的にはドル安を示唆する要因が少なくない。本日も東京タイムはさることながら、欧米タイムにかけて注目材料が少なくないだけにドル安再燃には注意を要するところだろう。
しかし、そうしたなか若干気掛かりな要因は、原油価格が大幅に下落していることか。単なる一時的な調整との見方がある一方で、続落を指摘する声もあり予断は許さない。仮に「時間外取引で続落」などといった展開になった場合には、反転のドル買戻しを誘いかねないのかも知れない。

以上のような状況を踏まえたストラテジーは、引き続きドル/円の戻り売り。エントリーレベルは105.20-30円、利益確定レベルは104.40-50円。それに対するロスカットレベルは105.60-70円。



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