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斎藤 登美夫

アナリスト斎藤 登美夫 氏のマーケットウォッチをアーカイブしています。

07月14日 08:37 レンジ下放れ、ドルの下値不安台頭か

07月14日 月曜日 東京市場 予想レンジ  105.90- 106.80円

先週末の欧米タイムはドルが独歩安。ドル/円が東京夕方の107円台から105円台まで1円を超す急落となったほか、対ユーロ、ポンド、スイスなどでドルはそれぞれ大幅安の展開をたどっている。
中東における地政学リスクの高まりに加え、米政府系住宅金融機関問題を受けた信用不安の高まり、そして原油高−−とトリプルパンチでドルを積極的に買う材料はほとんど見当たらず。

先週末の夕方にレポートしたストラテジーは、一転してのドル/円戻り売り。しかし、その後の欧米タイムは方向性的中させたものの、残念ながらエントリーレベルに届かず。現在も引き続きノーポジション。

材料的には、サブプライムローン問題の尾を引く欧米金融機関の信用リスク問題が依然として注視されている。そうしたなか、週末にかけて実施される米系金融機関の決算発表にはとくに注意が必要だろう。
また、本日東京タイム早朝にポールソン米財務長官が「公的住宅金融への出資権限を要請、法制化へ準備」などと述べており、短期的には一応の安心感もうかがえるが継続性には疑問を抱く向きも少なくない。追い掛けてのドル高値掴みに要注意。

一方、テクニカルには形成していた短期の保ち合い106.20-107.70円を先週末に下放れてきた。一目均衡表では106円半ばに位置した転換線や基準線を割り込んできたことになり、ドルの下値リスクが高まっている感を否めない。ちなみに、次のドルのサポートは移動平均の55日線が位置する105.80-85円。そのレベルをも割り込むようだと6月30日に示現したドル安値105.00円が視界内へと捉えられそうだ。
それに対するドルのレジスタンスは、前述した一目の基準線や転換線が位置する106円半ばから106.70円レベル。移動平均の21日線が位置する107.05-10円など。

以上のような状況を踏まえたストラテジーは、引き続きドル/円の戻り売り。エントリーレベルは106.70-80円、利益確定レベルは106.00-10円。それに対するロスカットレベルは107.10-20円。



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