
アナリスト斎藤 登美夫 氏のマーケットウォッチをアーカイブしています。
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07月10日 木曜日 欧米市場 予想レンジ 106.70- 107.50円
本日の東京タイムは、夕方に掛けてクロスを含め円が独歩安。ドル/円は106.70-80円から107円台へと、小幅に上昇してロンドン市場を迎えている。
米WSJ紙が「米当局は公的住宅金融の破綻ケースの対応策を協議している」と報じたことで一時ドル売りが優勢となったものの、終盤にかけてはロンドン勢の仕掛けにより、逆に円売りストップロスを巻き込む格好となった。
本日の早朝にレポートしたストラテジーは、保有しているドルロング・ポジションの利益確定。その後の東京タイムにドル/円は107円台を回復したことにより、なんとか想定レベルへと到達した。現在は再びノーポジションに。
チャートを見ると、ここ3-4日ほど106.50-107.70円といったボックスを形成している感を否めない。これをテクニカルでいえば、ドルの上値を移動平均の200日線がレジストする一方で、下値は一目均衡表の基準線などがサポートしており、明確な方向性は乏しいようだ。本日の東京タイムも、ちょうどそのボックス内での値動きに留まった。
短期的に形成している、前述のレンジをどちらに抜けることが出来るのか、このあとの欧米タイムもその動向には注意する必要がある。
このあとの欧米タイムに掛けては、FRB議長と米財務長官の議会証言が予定されており、それがまずは注目されよう。また、本日はそれ以外でもトリシェECB総裁やイエレン・サンフランシスコ連銀総裁など要人の講演などが少なくない。FRB議長と米財務長官の議会証言を中心に、要人からどんな発言が飛び出すのか、内容次第で波乱含みの展開も否定出来ないのかも知れない。
また、最近のマーケットは相変わらず欧米の株価動向に左右される展開が続いている。NY原油の動向と併せて、その値動きには本日にも注意が必要だろう。
以上のような状況を踏まえたストラテジーは、ドル/円の押し目買いとしたい。エントリーレベルは106.70-80円、利益確定レベルは107.40-50円。それに対するロスカットレベルは106.30-40円