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斎藤 登美夫

アナリスト斎藤 登美夫 氏のマーケットウォッチをアーカイブしています。

07月10日 08:33 基本はレンジか、ただ株価動向に注意

07月10日 木曜日 東京市場 予想レンジ  106.50- 107.30円

昨日の欧米タイムはドルが全面安。東京の夕方からだけでも、対円やユーロで100ポイント近い下げを記録したほか、対ポンドではそれを上回る下げ幅となった。
材料としては、東京タイムに報じられたイランのミサイル発射報道が尾を引いたうえ、一部米系金融機関に対する格下げ観測などから米株が大幅安となり、ドル売りに寄与していた面は否めない。

昨日の夕方にレポートしたストラテジーは、ドル/円の押し目買い。しかし、その後の欧米タイムにエントリーレベルに到達したため、現在はドルロング・ポジションを保有中。

チャートを見ると、ドル/円相場はここ3-4日ほど106.50-107.70円といったボックスを形成している感を否めない。これをテクニカルでいえば、ドルの上値を移動平均の200日線がレジストする一方で、下値は一目均衡表基準線などがサポートしているということになる。
短期的に形成している目先のレンジをどちらに抜けることが出来るのか、本日もまずはその動向に注意を要したい。

マーケットは相変わらず株価動向に左右される展開に変化がない。昨日はNYダウが200ドル以上と大幅に下落したことでドル売りが優勢となった。下げ幅次第ではあるものの、東京タイムも日経平均株価の下落にともなう円高進行などには一応の注意が必要だろう。
なお、材料的には本日の東京タイム早朝に6月企業物価指数や、5月の経常収支などが発表される予定となっている。

以上のような状況を踏まえたストラテジーは、まず保有しているドルロング・ポジションの利益確定。株安の進行による円高も否定出来ないため、そのレベルは107.10-20円と大きく引き下げたい。それに対するロスカットレベルは106.60-70円で、こちらは変化なし。



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