
アナリスト斎藤 登美夫 氏のマーケットウォッチをアーカイブしています。
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07月09日 水曜日 欧米市場 予想レンジ 107.00- 107.80円
本日の東京タイムはユーロが対ドル、円などで強含み。一方、ドル/円は一時ドル安・円高に振れるも、終わってみれば行って来いとなった。
材料となったのは、イラン国営テレビによる「イランが中長距離地対地ミサイル9発を試射」と報じたこと、また東京タイム夕方に実施されたトリシェECB総裁の発言など。ちなみに、後者については事前に期待感が高まりユーロ買いとなったが、結果はやや失望の内容で終盤はやや上げ渋った。
本日の早朝にレポートしたストラテジーは、ドル/円の押し目買い。しかし、その後の東京タイムに残念ながらエントリーレベルに届かず。現在も引き続きノーポジション。
テクニカルに見て、ドルの下値は底堅いイメージ。重要なサポートは一目均衡表の基準線や転換線などが位置する106円半ばレベルか。
その一方、レジスタンスは移動平均の200日線が位置する107.60-65円。昨日の欧米タイムにドル上値が阻まれたことに続き、本日の東京タイムも同レベルまでは届かなかった。そんな200日線をしっかりと越えられるかどうか、このあとの欧米タイムに掛けても攻防に注目してみたい。また、越えた場合には108円レベルが次のターゲットになりそうだ。
本日の欧米タイムは米経済指標などで大きなものが見当たらない。しかし、昨日の欧米タイムに原油相場が大きく崩れていることもあり、週間ベースの米石油在庫統計の数字などには一応の注意を要したい。ハリケーンやイランにおける地政学リスクとともに原油価格の動向に影響を与えかねないかも知れない。
また、再三再四指摘していることだがNYダウなど欧米の株価動向にも要注意。
以上のような状況を踏まえたストラテジーは、引き続きドル/円の押し目買いとしたい。エントリーレベルは107.00-10円、利益確定レベルは107.60-70円。それに対するロスカットレベルは106.60-70円。