
アナリスト斎藤 登美夫 氏のマーケットウォッチをアーカイブしています。
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07月08日 火曜日 欧米市場 予想レンジ 105.90- 107.00円
本日の東京タイムは、クロスを含めて円が全面高。ユーロ/円やポンド/円は早朝を高値に緩やかな右肩下がり。1円を越える下げ幅を記録している。またドル/円はドル安・円高気味の展開に。
前日に13日ぶりの上昇に転じた日経平均株価は本日再び下落、それも前日比300円を越す大幅安をたどったことが嫌気されていた。また、別途G8筋による「メルケル独首相がサミットの経済に関する声明に為替に関する文言を盛り込むよう主張」−−との報道も観測され、一部で話題に。
本日の早朝にレポートしたストラテジーは、保有しているドルロング・ポジションの利益確定。その後の東京タイムになんとか想定レベルへと到達したため、わずか40ポイント幅だが無事に利益を挙げることが出来た。現在は再びノーポジションへ。
テクニカルには、移動平均の200日線が位置する107.65-70円がザラ場、21日線の位置する107.15-20円がクローズベースの抵抗となり、ドルは上げ渋っている感。本日もドルの上値メドは前述した移動平均の両ラインで、それらをめぐる攻防が注目されている。
なお、それに対するドルのサポートは一目均衡表の転換線が位置する106.55円レベル、基準線の位置する106.22円、106円レベルなど。
一方、材料的には本日米国の経済指標などで、それほど大きな発表の予定は観測されていない。敢えて言えば、5月の卸売在庫と中古住宅販売成約指数程度か。ただし、バーナンキFRB議長とポールソン米財務長官が米連邦預金保険公社で講演を実施する予定となっており、それを注視している関係者は少なくないようだ。要人発言には一応要注意。
なお、再三指摘していることだが、NY原油価格やNYダウをはじめとする欧米の株価動向には注意を要したい。
以上のような状況を踏まえたストラテジーは、ドル/円の戻り売りとしたい。エントリーレベルは106.90-00円、利益確定レベルは106.10-20円。それに対するロスカットレベルは107.40-50円。