
アナリスト斎藤 登美夫 氏のマーケットウォッチをアーカイブしています。
|
07月08日 火曜日 東京市場 予想レンジ 106.70- 107.50円
昨日の欧米タイム、ドル/円相場はやや荒い値動き。ロンドンタイムは107円半ば挟みで強含みに推移したものの、NYタイムに入るとドルは一時急落、高値から1円を超える下げ幅を記録している。住宅金融大手のファニーメイやフレディマックなどに増資観測が台頭したことが嫌気されNYダウ安、ドル売りに繋がっていた。
一方、そうしたなかユーロは対円、ドル、ポンドなどで堅調に推移している。
昨日の夕方にレポートしたストラテジーは、ドル/円の押し目買い。しかし、その後の欧米にエントリーレベルへと到達したため、現在はドルロング・ポジションを保有中。
テクニカルには、目先の抵抗になるのではと考えていた107.20円レベルを一時超えてきたものの、107.65-70円に位置する移動平均の200日線が抵抗となり結局上げ渋っている。本日もドルの上値メドは前述した200日線となり、その攻防が注目されよう。
それに対するドルのサポートは、一目均衡表の転換線が位置する106.55円レベルなど。
材料的には、本日の東京タイムも目立ったものがうかがえない。一方で欧米タイムに注目材料が少なくないため、基本的にはそれらの材料待ちか。ただし、引き続き北海道洞爺湖サミット出席者などの要人発言には注意が必要だろう。また、昨日一時140ドルの大台を割り込んだ原油価格の先物取引、連敗記録は途切れたもののNYダウの下落を受けた日経平均株価の動向などにも注意を要したい。
以上のような状況を踏まえたストラテジーは、まず保有しているドルロング・ポジションの利益確定。今週は負けからスタートしているだけに、そのレベルは当初見込みからやや下方修正した107.20-30円とし、手堅く利益を確定したい。それに対するロスカットレベルは106.30-40円で据え置き。