
アナリスト斎藤 登美夫 氏のマーケットウォッチをアーカイブしています。
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07月02日 水曜日 欧米市場 予想レンジ 105.60- 106.50円
本日の東京タイム、ドル/円相場は50ポイントほどのレンジ相場。時間外で取引されている原油価格の動向や日経平均あるいは欧州株価の値動きを受けて一喜一憂する展開となったものの、大局的にはレンジ相場を逸脱出来なかった。
しかし夕方、早出の欧州勢が取引に参加したあたりから、為替市場は一転して荒れ模様。株価動向や要人発言、あるいは欧米金融機関からの増資観測否定などが聞かれており、それぞれ材料視されていた。
本日の早朝にレポートしたストラテジーは、ドル/円の押し目買い。しかし、その後の東京タイムにはエントリーレベルである105.40-50円に届かず。現在も引き続きノーポジション。
テクニカルには、いくぶんドルの下値不安が強まりつつあるように感じるが、足形を見ると2日連続で105円台は下ヒゲに終わっており、チャート上もドルの下値を積極的には売りにくい雰囲気がうかがえる。具体的なレベルとしては、本日105.20-25円まで切り上がってくる移動平均の55日線がドルのサポートとして意識されそうだ。
それに対するレジスタンスは、まず106.22円に位置する一目均衡表の基準線、次いで106.40円、106.70円レベルなど。
材料的には、週前半の注目ポイントだった日銀短観を昨日こなし、次の材料として明日のECB理事会と米雇用統計にマーケットの関心は移行している。
このあとの欧米タイムは、明日発表される注目の雇用統計と相関性が高いとされるADP全米雇用報告など重要な米経済指標の発表が予定されており、それらの内容には要注意。また、ポールソン財務長官をはじめ、要人の講演も少なくない。どこまで為替にリンクした内容になるか不明だが、注意する必要があるだろう。
そのほかでは、引き続き各国株価や原油価格の動向などに左右されやすいという環境に変化はないだけに、それらの動向にも要注意。
以上のような状況を踏まえたストラテジーは、やや迷うところだがドル/円の押し目買いを継続させたい。エントリーレベルは105.60-70円、利益確定レベルは106.40-50円。ロスカットレベルは105.10-20円。