
アナリスト斎藤 登美夫 氏のマーケットウォッチをアーカイブしています。
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07月02日 水曜日 東京市場 予想レンジ 105.40- 106.20円
昨日の欧米タイムはレンジ内ながら、上下に振れるやや荒れた値動き。ドル/円は105.20-106.20円という1円程度のレンジ内で激しい上下動をたどっている。
米ABC放送による地政学リスクを懸念した報道を嫌気しドル売りが先行。しかし、発表された米ISM製造業景気指数が比較的良好な内容となったことや米株が小幅に上昇して引けたことなどを好感、その後は断続的なドルの買い戻しも観測されている。
昨日の夕方にレポートしたストラテジーは、保有しているドルロング・ポジションの利益確定。その後の欧米タイムになんとか無事にそのレベルへ到達したため、40ポイント幅の利益を挙げることが出来た。現在は再びノーポジションに。
テクニカルには、いくぶんドルの下値不安が強まりつつあるように感じるが、105円レベルを割り込めずドルはなかなかに底堅い。その足形を見ると、2日連続で105円台は下ヒゲに終わっており、チャート上もドルの下値を積極的には売りにくい雰囲気がうかがえる。なお、具体的なレベルとしては本日105.20-25円まで切り上がってくる、移動平均の55日線がドルのサポートとして意識されそうだ。
それに対するレジスタンスは、まず106.22円に位置する一目均衡表の基準線、次いで106.40円レベルなど。
次の方向性を読みにくく難しい局面に差し掛かっている。為替市場は引き続き各国株価や原油価格の動向などに左右されやすいという環境に変化はないだろう。
材料的には、週前半の注目ポイントだった日銀短観を昨日こなし、次の材料として明日のECB理事会と米雇用統計にマーケットの関心は移行している。このあとの東京タイムは原油先物の値動きなどに注意をはらいつつも、基本的にはレンジ内での小動きに留まる可能性を否定出来ない。
以上のような状況を踏まえたストラテジーは、引き続きドル/円の押し目買い。エントリーレベルは105.40-50円、利益確定レベルは106.10-20円。それに対するロスカットレベルは105.10-20円。