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斎藤 登美夫

アナリスト斎藤 登美夫 氏のマーケットウォッチをアーカイブしています。

06月30日 17:42 ドル下値不安拡大、105円割れ否定出来ず

06月30日 月曜日 欧米市場 予想レンジ  104.40- 105.80円

本日の東京タイムは、結果として円が全面高。ドル/円が106円台半ば近くから105円台まで1円近い下げを見せたほか、ユーロ/円やポンド/円はそれ以上のスピードでドル安が進行している。
早朝の早い時間帯は、ゴトー日による仲値不足や月末外貨建て投信に絡む動きなどから円売りでスタートしたが続かず。その後ランチタイムに掛けて、ムーディーズが日本国債の格上げを発表すると一気は円買いの動きが強まった。

本日の早朝にレポートしたストラテジーは、ドル/円の戻り売り。しかし、その後の欧米タイムには残念ながらエントリーレベルに届かず。現在も引き続きノーポジション。

チャートを見ると、ドルの下値余地が拡大した格好にある。移動平均ではそれまでサポートとして寄与してきた21日線をしっかりと割り込んできたほか、本日の東京タイムには一目均衡表の基準線が位置した105.80円も下回ってきた。テクニカルに見た、次のドルのサポートは移動平均の55日線が位置する105円レベルか。
なお、今月のドル/円相場は105円半ばで寄り付いており、それ以下のレベルで本日NYが大引けると、月足は目立つ上ヒゲを残した陰線引けとなる。月末最終日ということで、月足の観点からNYのクローズレートにも是非注意を要したい。

材料的には先週ぐらいから欧米金融機関に対する信用不安が再燃しており、ドルを積極的に買いにくい雰囲気。そうしたなか、本日も6月のシカゴ購買部協会景況指数など、なかなか重要な米経済指標が発表される予定となっている。それら指標の内容如何では波乱も否定出来ないだろう。
一方、米株や原油価格の動向などに引き続き注意を要するほか、6月初旬などには活発に聞かれ、その後鳴りを潜めている米当局者などからのドル安牽制発言にも一応要注意。

以上のような状況を踏まえたストラテジーは、引き続きドル/円の戻り売りとしたい。エントリーレベルは105.70-80円、利益確定レベルは105.00-10円。それに対するロスカットレベルは106.20-30円。



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