斎藤 登美夫

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06月30日 08:30 ドル下値不安台頭、ただ需給要因が下支えも

06月30日 月曜日 東京市場 予想レンジ  105.90- 106.80円

先週末の欧米タイムはドルが冴えない値動き。とくに対欧州通貨でドルは弱含みの推移をたどっている。
ムーディーズが英RBSを格下げしたことを受けて金融機関に対する不安感が再燃するなか、米株安・原油高の展開となり、それらもドル売り要因として寄与していた面は否めない。

先週末の夕方にレポートしたストラテジーは、保有しているドルロング・ポジションの利益確定。しかしドル安が進行したため、逆にロスカットレベルへと到達、40ポイント幅の損失を被った。現在は再びノーポジションに。

チャートを見ると、ドルの下値余地が拡大した格好にある。移動平均ではそれまでサポートとして寄与してきた21日線をしっかりと割り込んできた。ちなみに、テクニカルに見たドルのサポートは一目均衡表の基準線も近い105.80円レベル、そして移動平均の55日線も位置する105円レベルなど。
それに対するレジスタンスは、まず106.50-60円、そして先週末に下回ってきた移動平均の21日線が位置する106.85-90円など。

先週末に向けた展開からすると、ドル安方向へのバイアスが高そう。6月初旬などには活発にはきかれていた米当局者からのドル安牽制発言が聞かれないことも、ドル売りを増長させている一面がありそうだ。東京タイムにおいても、米株安などに影響を受けた日経平均など株安の進行如何によってはドル売り、円買いが進む可能性を否定出来ない。
しかし、一方で月末需給要因を背景に、本日に限ればドル高有利との声も聞かれていた。

以上のような状況を踏まえたストラテジーは、ドル/円の戻り売りとしたい。エントリーレベルは106.70-80円、利益確定レベルは105.90-00円。それに対するロスカットレベルは107.20-30円。



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