
アナリスト斎藤 登美夫 氏のマーケットウォッチをアーカイブしています。
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06月24日 火曜日 欧米市場 予想レンジ 107.50- 108.30円
本日の東京タイム、ドル/円相場は108円挟みの揉み合い。新規材料に乏しいなか、今夜から明日に掛けて実施される米FOMCを注視している向きが多く、売買は総じて手控えムードが強かった。
そうしたなか、夕方に掛けてポンドやスイスなど一部の欧州通貨が若干荒れ模様。「英系の大手銀行がスイス系大手銀を買収する」−−の噂や、英銀大手RBSによるサムライ債発行にともなう円売り観測などが相場の撹乱要因となっていたようだ。
本日の早朝にレポートしたストラテジーは、ドル/円の押し目買い。しかし、その後の東京タイムにはエントリーレベルに到達せず。現在も引き続きノーポジション。
ドル/円相場は、マーケットの現在「主役」でないということも関係しているのだろう。テクニカルには107.00-108.50円といった非常に狭いボックス相場入りしている感を否めない。本日の東京タイムも、そのボックス内での値動きとなった。居心地の良い107円台を中心とした揉み合い相場がいましばらく続く可能性を否定出来ないだろう。
なお、通貨オプション市場の観点からすると、本日に権利行使価格108円のオプションが大量に満期を迎えるようだ。その求心力が働くこともあり、目先は動きにくいとの指摘も一部参加者から聞かれていた。
材料的には、本日のNYタイムに掛けてなかなか重要な米経済指標の発表が少なくない。そのひとつは、6月の消費者信頼感指数であるが、信用不安の問題が再燃している状況だけにS&Pケースシラー住宅価格指数などにも注意が必要か。数値次第では米株安を増長し、それがドル安に繋がりかねないとの声も一部からは聞かれていた。
一方、それとは別に原油価格の値動き、そして月末を控えたヘッジファンドなどによるリパトリといった需給要因にも一応要注意。
以上のような状況を踏まえたストラテジーは、引き続きドル/円の押し目買いを維持したい。エントリーレベルは107.50-60円、利益確定レベルは108.10-20円。それに対するロスカットレベルは107.20-30円。