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斎藤 登美夫

アナリスト斎藤 登美夫 氏のマーケットウォッチをアーカイブしています。

05月16日 17:58 本日も材料少なくない、104円割り込むと波乱も否定出来ず

05月16日 金曜日 欧米市場 予想レンジ  104.10〜104.90円

本日の東京タイムは、レンジ内での小動きが続いていたが夕方になり円がクロスを含めて強含み。ドル/円は104円台後半での揉み合いをみせるなか、午後2時過ぎから崩れ始め104.10円台まで一時下落している。

好数字となった早朝発表の日本の第1四半期GDP速報値、早朝の発表前後はさほど影響がなかったものの、夕方になり取引へと参画した早出欧州勢によって蒸し返されていた、との話も聞かれていた。

本日の早朝にレポートしたストラテジーは、ドル/円の押し目買い。その後の東京タイムにエントリーレベルとしていた104.40-50円に到達したため、現在はドルロング・ポジションを保有中。

テクニカルには、輸出企業による先物予約が散発的に観測されたこともあり、105円に定着することは出来ず、本日東京タイムには104円台前半まで軟落している。基本的なリスクは依然としてドル高方向にバイアス掛かるも、今月2日に示現した直近高値105.70円をトライするような展開は一旦仕切り直しか。

ちなみに、足元の相場は104.10-20円に位置する移動平均の21日そして90日線を現在うかがう動きで、これをしっかり割り込めるかどうかがまずはポイントに。なお、直近安値からの上げ幅の半値押しは103.98円となる。

一方、このあとの欧米タイムにかけ、本日も引き続き注目の米経済指標発表などが少なくない。とくにとなると、5月のミシガン大学消費者信頼感指数とポールソン米財務長官による「住宅・クレジット市場」についての講演が要注意だろう。

また、飽きがきているのか以前ほどのインパクトはうかがえないが、それでもサブプライムローン問題に端を発した金融機関を巡る報道には引き続き注意を要したい。たとえば、本日の東京タイムには有力格付け会社ムーディーズが、米系の大手生保であるAIGの一部子会社を格下げ方向で検討している、などといった話も聞かれていた。

以上のような状況を踏まえたストラテジーは、まず保有しているドルロング・ポジションの利益確定。ここのところ戦略ミスが続いているだけに、本日はキチンと利益を計上したい。そのレベルは手堅く、104.60-70円としたい。それに対するロスカットレベルは104.00-10円。



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