
アナリスト斎藤 登美夫 氏のマーケットウォッチをアーカイブしています。
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05月12日 月曜日 欧米市場 予想レンジ 103.20〜104.10円
本日の東京タイムは、早朝を安値に円は独歩安。ドル/円は102円台半ばから103円台後半まで1円を超すドル高・円安の進行が見られた。
東京タイムはいささか旧聞だが、先週末に報じられた新聞報道などに一喜一憂する展開。まずは、10日のWSJ紙が報じた「4月のG7声明で急激なドル安を懸念する文言が盛り込まれたのは、米政府の要請によるものだった」との報道、そして11日付の英オブザーバー紙による「英HSBCホールディングスが12日にも米消費者向け融資の評価損46億ドルを発表する」−−も一部で思惑を呼んでいた。
本日の早朝にレポートしたストラテジーは、ドル/円の戻り売り。しかし、その後の東京タイムにエントリーレベルだけではなく、ロスカットレベルへも到達、40ポイント幅の損失を被った。現在も再びノーポジションに。
為替市場は引き続き株価との連動性が高く、その動向に一喜一憂するという展開に変化はうかがえない。東京タイム終盤にかけての円安には、反発してスタートした欧州株価の動向も寄与していたと言われている。先週末は弱含みに推移し、円買いの要因となっていたNYダウなどだが本日は逆に「株高=円安」という展開も否定出来ないだろう。
なお、そうした状況下、本日は欧米タイムにモノライン最大手であるMBIAが決算を発表する予定で、その内容には注意を要する。先週末のAIG同様に、MBIAの決算がマーケットの波乱要因となる可能性を否定出来ないかも知れない。
一方、それとは別に東京タイムは10日のWSJ紙が報じた「4月のG7声明で急激なドル安を懸念する文言が盛り込まれたのは、米政府の要請によるものだった」との報道が聞かれていただけに、これを巡る真偽についても注意する必要がありそうだ。
以上のような状況を踏まえたストラテジーは、迷いつつも、いまいちどドル/円の戻り売りとしたい。エントリーレベルは104.00〜10円、利益確定レベルは103.20〜30円。それに対するロスカットレベルは104.50〜60円。