
アナリスト斎藤 登美夫 氏のマーケットウォッチをアーカイブしています。
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05月08日 木曜日 東京市場 予想レンジ 104.50〜105.30円
昨日の欧米タイムはドル高とともに円高。強者同士の通貨ペアとなったドル/円は方向性が定まらずやや荒っぽい値動きとなったが、ユーロ/ドルやポンド/ドル、あるいはユーロ/円やポンド/円は一本調子と言っても良い価格変動を記録している。
ホーニグ・カンザスシティ連銀総裁によるタカ派発言がドル買い材料として好感されていたようだ。ただし、一方でNYダウは冴えずに200ドル以上も下落している。
昨日の夕方にレポートしたストラテジーは、ドル/円の押し目買い。その後の欧米タイムにはエントリーレベルである104.60〜70円に到達したため、現在はドルロング・ポジションを保有中。
為替市場は基本的に株価との連動性が強い展開が続いているなか、昨日はNYダウが大幅安をたどったにもかかわらず、為替市場は逆にドル高が進行している。これまでのような連関性が薄れはじめているのかどうか、目先的にはそのあたりの動向をしっかりと見極めたいと思う。
なお、本日はなにかと注目の材料が少なくなく、とくにBOEやECBの金融政策が発表される欧州タイム以降の値動きには要注意。しかし、東京タイムもトヨタ自動車やソフトバンクなど注目企業が決算を発表する予定となっており、日経平均などの株価動向と併せて決算の内容には是非注目してみたい。
一方、テクニカルには判断に迷う局面だが、基本的なドル高基調に変化はないと考える。目先のサポートは昨日欧米タイムでも下げ止まった104円半ば、割り込んでも104円レベルが強いサポートに。ただし、その反面ドルの上値も重く、都合3度のミソが付けられた105円半ば前後はかなり強力な抵抗帯か。
以上のような状況を踏まえたストラテジーは、まずは保有しているドルロング・ポジションの利益確定。そのレベルは、当初予想から10ポイント下方修正した105.10〜20円に。それに対するロスカットレベルは104.20〜30円で、こちらは変わらず。