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斎藤 登美夫

アナリスト斎藤 登美夫 氏のマーケットウォッチをアーカイブしています。

05月07日 17:45 105円台回復、ドルは強保ち合いか

05月07日 水曜日 欧米市場 予想レンジ  104.50〜105.30円

本日の東京タイムは、ポンド/円を除き円安進行。一時105円台を回復するなど、とくに夕方にかけて円は独歩安の展開をたどっている。
とくに目立った材料はないようだが、発表されたコメルツ銀行の決算がほぼ予想通りの内容となったこともあり懸念されていた金融機関に対する信用リスクの再燃観測が後退、投機筋などの円キャリートレード再開を後押ししていたようだ。

本日の早朝にレポートしたストラテジーは、保有しているドルロング・ポジションの利益確定。東京タイム、そのレベルとしていた104.80〜90円に到達したため、無事に60ポイント幅の利益を挙げることが出来た。現在は再びノーポジションに。

為替市場は依然として株価との連動性が強く、その動向に左右される展開が続いている。そのうちNYダウはというと、かなり底堅く推移しており、結果としてドルの弱材料には結びついていない。しかし、金融機関の決算が依然として冴えない状況にあることは周知のことであり、また米経済がリセッション入りの危機にあることも確か。基本的なリスクはドル高だと思うが、一方で原油高の進行などもあり、一段のドル買いには慎重さを求めたい。
なお、本日の欧米タイムには、クロズナーFRB理事が住宅差し押さえについて講演を実施する予定となっている。ここ最近のセンチメントからすると、ドルの売り要因はなりにくそうだが、それでも発言内容には一応要注意か。

テクニカルには、ドル高基調に変化なし。時間足チャートを見ると、直近安値104.00円レベルを中心に現在綺麗なシンメトリー(左右対称形)を形作っている。このままの展開が仮に今後も続くとすれば、ドルは105.70円レベルの直近高値を試す展開をたどっても不思議はないことになる。

以上のような状況を踏まえたストラテジーは、引き続きドル/円の押し目買いとしたい。エントリーレベルは104.60〜70円、利益確定レベルは105.20〜30円。それに対するロスカットレベルは104.20〜30円。



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