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斎藤 登美夫

アナリスト斎藤 登美夫 氏のマーケットウォッチをアーカイブしています。

05月07日 08:35 連休明け本邦勢の動向注視

05月07 水曜日 東京市場 予想レンジ  104.30〜105.00円

昨日の欧米タイムはドル絡みの通貨ペアがやや荒い値動き。ドル/円は欧州早朝の105円レベルから104円レベルまで1円程度の下落を一時見せたものの、そこから切り返し104.70円レベルでNY市場を大引けている。
材料となったものは、米政府系住宅金融大手ファニーメイの3四半期連続の赤字決算。これが嫌気され、ドルの売り要因となったものの、そのファニーメイが資本規制緩和するとの観測が台頭したこともあり一転ドル買いが優勢となった。

連休前にレポートしたストラテジーは、ドル/円の押し目買い。その後、エントリーレベルとしていた104.20〜30円に到達したため、現在はドルロング・ポジションを保有中。

為替市場は依然として株価との連動性が強い。そのうちNYダウはというと、かなり底堅く推移しており、結果としてドルの弱材料にはなっていない。ただし、金融機関の決算が依然として冴えない状況にあることは周知のことであり、また米経済がリセッション入りの危機にあることも確か。過度に悲観することもないが、現状の楽観的なムードの継続に対しては注意をしておく必要もありそうだ。
なお、本日の東京市場は日中首脳会談程度しか目立った材料がうかがえないなか、連休明けとなることで輸出企業を中心とした日本勢の動きに注意をはらいたい。

一方、テクニカルには大きな意味でのドル高基調に変化なし。とくにクローズベースでは104.40〜50円に位置する移動平均の90日線や、一目均衡表の転換線がサポートになっている感が見て取れる。ただしドルの上値が重い状況も変わっておらず、105円台から上のレベルではその上昇も緩やかなものに留まりそうだ。
ちなみに、現在形成しているチャートの様相が「下降ウエッジ」と呼ばれるタイプに似通っているところは一抹気になる。本日中、と言ったことではないものの、レンジを抜けるとすれば意外に下方向か?!

以上のような状況を踏まえたストラテジーは、まず保有しているドルロング・ポジションの利益確定。そのレベルは手堅く104.80〜90円としたい。それに対するロスカットレベルは103.70〜80円。



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