
アナリスト斎藤 登美夫 氏のマーケットウォッチをアーカイブしています。
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05月02日 金曜日 東京市場 予想レンジ 103.80〜104.70円
昨日の欧米タイムは、結果としてドルが小じっかり。対ユーロや対ポンドを中心とした流れだったが、ドル/円も東京夕方の104円前後から104円半ばへと小幅にドル高が進行している。
発表された米経済指標はあまり良い数字とならなかったものの、NYダウが180ドルを超える上昇をたどるなど米株が堅調に推移したことで、ドルの下支えとなっていた。
昨日の夕方にレポートしたストラテジーは、ドル/円の押し目買い。その後の欧米タイムには残念ながらエントリーレベルとしていた103.50〜60円に届かず。現在も引き続きーポジション。
本日の東京タイムはまったく材料がないわけではないものの、マーケットの関心は今夜のNYタイムに発表される米雇用統計に集中している。一昨日発表されたADP全米雇用報告の数字からすると雇用統計も好数字が期待されたものの、昨日発表された米チャレンジャー社一時解雇者数などからすると、逆に予想よりも悪化する可能性を否定出来ないかも知れない。
いずれにしても、雇用統計の内容を見極めたいとの声が優勢であり、東京タイムも基本的には手控えムードの強い展開が続きそうだ。
なお、本日も中国本土の市場はメーデーで休場となる。
テクニカルには、依然として103〜105円というボックス内に留まっており、大局的な方向性はいまだ乏しい。いましばらく、上記ボックスを中心とした揉み合いの続くことも否定出来ないが、若干気になるのは移動平均の短中期線が狭いレンジ内へかなり収斂しはじめたこと。経験則に見た場合、移動平均の収斂は保ち合い放れの予兆となることが少なくないだけに、一応の注意をはらいたい。
以上のような状況を踏まえたストラテジーは、引き続きドル/円の押し目買いとしておくがイメージとしては様子見。エントリーレベルは103.80〜90円、利益確定レベルは104.50〜60円。それに対するロスカットレベルは103.40〜50円。