
アナリスト斎藤 登美夫 氏のマーケットウォッチをアーカイブしています。
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03月28日 金曜日 欧米市場 予想レンジ 99.20〜100.40円
本日の東京タイムは、99円台後半を中心とした揉み合い。昼ごろに「北朝鮮が短距離ミサイルを西岸沖で発射」−−などといった報道が一時物議を醸したが為替市場へ与えた影響は結果的に限定的なものに留まった。期末ということで日本勢を中心とした市場参加者は乏しく、積極的な動意に欠ける一日だった。
本日の早朝にレポートしたストラテジーは、ドル/円の押し目買い。しかし、東京タイムはレンジ相場でエントリーレベルには届かず。現在も引き続きノーポジション。
先週初の95.77円で当面の底をつけた公算が大きいものの、一方で上値も重く、短期的にはやや方向性を喪失している感がある。99円台を中心とした足元のボックスはなかなか居心地が良さそうだ。98.40〜100.40円といった2円ほどのボックスをどちらに抜けていくのか、その方向性にまずは注意をはらいたい。
なお、本日は週末ということでテクニカル面から、週足ベース話をひとつだけ。今週のドル/円の寄り付きレベルは99円半ばといったところ。それを上回って引ければ陽線引け、しかも2週連続ということになる。NYレベルが同レベルを上回ることが出来るかどうかに注意したい。
一方、材料的見た場合、ここ最近発表される米経済指標は全般的に冴えない。本日発表される3月ミシガン大消費者信頼感指数は確報値だが、如何ほどの数字となるのか一応要注意。
また、それとは別に2月のコアPCE価格指数などインフレに絡む米経済指標も発表され、内容次第では単なるリセッション懸念だけでなく、スタグフレーションの懸念が再びかま首をもたげる可能性も否定出来ないだろう。
以上のような状況を踏まえたストラテジーは、引き続きドル/円の押し目買いスタンスを維持したい。エントリーレベルは99.20〜30円、利益確定レベルは100.10〜20円。それに対するロスカットレベルは98.70〜80円。