
01月05日 月曜日 東京市場 予想レンジ 91.60- 92.50円
東京市場などが休場となった新年2日の為替市場で目立ったのは円安。ドル/円相場は90.70円レベルで今年の取引が始まったあと、欧米タイムにかけては一時92円台まで1円を超えるドル高・円安の進行を見せた。
欧米タイムに発表された米経済指標は冴えずドルの足かせ材料となったものの、NYダウが200ドル以上も上昇するなど米株が総じて堅調に推移したことで、結果的に円売りが進んでいる。
年末30日にレポートしたストラテジーは、ドル/円の押し目買い。その後の欧米タイムにエントリーレベルと同時に利益確定レベルに到達したため、70ポイント幅の利益を計上できた。現在は再びノーポジションに。
「年末・年始の相場」は経験則的に見て荒れ模様の値動きをたどることが少なくないが、昨年末に向けた展開はおおよそ90-91円といった1円程度のレンジに留まってきた。過去にあまり例のない展開だ。
しかし、年初の取引となる2日のアジアタイムにドルは91円を超え、前述した1円レンジを上抜けたばかりか欧米タイムにかけては92円台も回復してきた。いよいよ波乱相場の幕開けか?足元のドル高がダマシに終わるのか、それともしばらく続くのかどうか、欧米勢に加えて本邦勢も休暇が明けていよいよ取引の厚みを増してくる市場だけに、その値動きには十分な注意を要したい。
材料的には本日から仕事始めになることもあり、東京タイムから注目材料が少なくない。一例を挙げると、株式市場の大発会や期間150日の通常国会が開幕するほか、衆院本会議では中川財務金融相による財政演説が予定されている。また、経済指標でいえば午後に日本の12月新車販売台数が発表される見込み。
一方、それとは別に市場へと戻ってくる東京勢などがどういった戦略で参入するのか、需給的な要因にも注意を要したい。
以上のような状況を踏まえたストラテジーは、再びドル/円の押し目買い。エントリーレベルは91.60-70円、利益確定レベルは92.40-50円。それに対するロスカットレベルは91.10-20円。
*末筆になりますが、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
FXニュースレター 斎藤登美夫