斎藤 登美夫

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12月29日 08:25 荒れ易い年末・年始相場、予想外の変動にも要注意

12月29日 月曜日 東京市場 予想レンジ  90.20- 91.10円

先週末の欧米タイムにもっとも目についたのはポンドの弱さとスイスの強さ。ポンドは金利面に着目した動きから対ユーロを中心に対円、ドルなどで弱含みの推移となった反面、スイスは地政学リスクの高まりを嫌気して対ドルなどで堅調に推移している。
一方、ドル/円は小幅だがドルがしっかり。GMの出資する自動車・住宅ローン会社GMACが銀行持ち株会社に移行することを承認されたことが引き続き好感されていた。

先週末の夕方にレポートしたストラテジーは、流動性低下もあり様子見。そのため現在も引き続きノーポジション。

クリスマス休暇をとっていた欧米市場筋の多くは、本日から実質的に相場へと参入し始める。その一方、本邦勢は年末年始の休暇に入りはじめており、海外勢が相場動意の中心となることは間違いないだろう。
なお、本日ではなく「年末・年始の相場」ということになるが、この時期は荒れ模様の値動きをたどることが経験則には少なくない。実際、昨年は12月27日の114.66円を目先のドル高値に、翌年1月4日の安値107.90円までわずか5営業日で6円を超えるドル安進行をたどっている。今週1週間を通して、同様の価格変動には是非とも注意を要したい。

テクニカルには、先週のドル/円週足が5週間ぶりの陽線引けとなるなど、ドルの下値リスクは幾分軽減された感がある。大底だったかどうかは別にして、17日に記録したドル安値87.10円は年内のドル安値となった可能性は高そうだ。
そんなドルの目先のレジスタンスは本日91.10-15円まで切り下がってくる移動平均の21日線、それに対するサポートは89.20円レベルに位置する一目均衡表の転換線となる。

以上のような状況を踏まえたストラテジーは、悩むところだが打診的にドル/円の押し目買いとしたい。エントリーレベルは90.30-40円、利益確定レベルは90.90-00円。それに対するロスカットレベルは89.90-00円か。



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