斎藤 登美夫

アナリスト斎藤 登美夫 氏のマーケットウォッチをアーカイブしています。

12月26日 17:35 NYオープンするも休日の谷間で動きにくい雰囲気

12月26日 金曜日 欧米市場 予想レンジ  90.00- 90.80円

本日の東京タイムは、ドル/円に限らず主要通貨ペアは揉み合い。価格変動の激しいことで知られるポンド/円でさえも値幅は1円に満たないこう着相場だった。
早朝から失業率や全国消費者物価指数など日本の経済指標が幾つか発表されたうえ、仲値不足などが取り沙汰されるなど、意外に材料は少なくない。しかし、それらを受けた円売りの影響も一時的なものに留まり続かなかった。

昨日の早朝にレポートしたストラテジーは、流動性低下もあり様子見。そのため現在も引き続きノーポジション。

昨日のクリスマスに続き、本日もボクシングデーなどで早朝のウェリントン、シドニーからはじまり香港、フランクフルト、ロンドン、トロントなど世界各地の為替市場が休場となる。NYは辛うじてオープンするものの、休日の谷間にあたることからすると実際の売買は果たしてどうだろうか。薄商いで流動性が乏しいことが逆に波乱を招く可能性も否定はできないが、基本的には開店休業状態が続くと予想したい。

一方、材料的にも引き続き休場となるマーケットが多いこともあり、目立った材料はうかがえない。そうしたことも、マーケットのレンジ取引を予感させる一因となっている。

なお、テクニカルには本日が週末ということで、週足の観点からひとつだけ指摘しておく。
今週のドル/円相場は89円前半で寄り付いているため、本日の欧米タイムがそれ以上のレベルで大引けると週足が実に5週間ぶりの陽線引けとなる。ブル派にとっては好材料で、先週示現したドル安値87.10円がドルの底値である可能性がさらに高まることにもなりかねないのかも知れない。

以上のような状況を踏まえたストラテジーは、引き続き流動性の低下もあり様子見としておく。敢えてリスクを取る必要性を感じない。



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