トレンドの定義
ではこのトレンドは一体どのような種類があって、どのように定義されるのでしょうか。
トレンドの定義をする上で今回参考にするのが「ダウ理論」という考え方です。
このダウ理論とはチャールズ=ダウという人がマーケットの分析をするのに用いた手法といわれており、以来100年以上もマーケットで使われ続けているというマーケット分析の考え方です。
トレンドの考え方というのはいたってシンプル。マーケットが「上がっているか」「下がっているか」「横ばい」のどの状況下にあるかを見極めるというものです。
この3つの状態を
- ■上昇トレンド(アップトレンド)・・・より高くなっていく山と谷の連続
- ■下降トレンド(ダウントレンド)・・・より低くなっていく山と谷の連続
- ■横ばいトレンド(トレンドレス)・・・上昇/下降トレンドのどちらにも定義されない状態
のように分類します。
上の図を見ればすぐに分かると思いますが、左の図は山と谷が切り上がっている状態ですから【上昇トレンド】、真ん中の図は山と谷が切り下がっている状態ですから【下降トレンド】、そして右の図はそのどちらにも属さない(山と谷が切り上がりも切り下がりもしない)状態ですから【横ばいトレンド】となるわけです。
ダウ理論におけるトレンドの考え方の基本はこれだけです。
トレンドのパターンは3つ。一見非常にシンプルで、「こんなんで大丈夫か?」と思う人もいると思います。 しかし、この3つのトレンドの認識は非常に重要なことです。
ダウ理論の説明でも良く書かれていることですが
「トレーダーにとって重要なのはマーケットの方向性である」
ということです。
つまりマーケットにおいてのポジションの考え方の基本は「上昇トレンド→買い場探し」「下降トレンド→売り場探し」「トレンドレス→仕掛け場探し」という3つになります。ですから、現在のマーケットの状態がどのようになっているか、それを認識する一番シンプルかつ分かりやすい手法が「ダウ理論」を用いたトレンド認識となるのです。
|