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しかしながら、このときの損失はあくまで仕入れコスト、すなわち最初に「権利」を買った金額に限定されます。仕入れコストの全額を失おうと、赤字販売しようと、仕入れコスト以上の損失は出ないのです。その意味で損失は限定的であるといえます。

次に売り手である航空会社側から今回の「権利」について見ていきましょう。権利を行使されると売り手である航空会社は「ディスカウント料を負担して航空券を発行」しなければなりません。この場合の航空会社の損失とは航空運賃のディスカウントコスト(正規運賃と割引運賃の差額)です。

この損失は正規運賃が上昇すれば、比例して負担コストは上昇しますし、「期限内であれば何度でも有効」という割引券であった場合、何度リピートするかは限定することはできません。この場合リスクは非限定的である、といえます。


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